配給会社代表ご挨拶

 3.11東日本大震災による地震と津波の被害は甚大なものでした。そしてその後に続いたフクシマ原発事故は、世界最悪レベルの事故となり、東北地方の復旧・復興の大きな足かせとなっています。放射能汚染は、空気、水、農産物や海産物へと広範囲で、外部や内部被曝への恐れと日々向き合わなければならなくなりました。

 原発推進か、脱原発か。日本のエネルギー政策について議論が二分しているころ、遠く離れたドイツが世界に先駆けて、2022年までに全ての原子力発電所を廃止することを決定したことは世界を驚かせました。なぜ遠く離れたドイツが脱原発できて、日本ではできないのでしょうか。原発事故の悲惨さを知った当事国、日本こそ脱原発をいち早く宣言し、世界に再生可能エネルギーへのシフトが実現可能であり、持続可能な社会実現のためには欠かせないことだということを示すべきではないでしょうか。

 選択さえすれば、再生可能エネルギーへのエネルギーシフトは可能なはずです。3.11後、私は再生可能エネルギーについて、未来志向でポジティブなビジョンを見せてくれる映画はないか探し求めました。その結果、幸運にもドイツを脱原発に導いたと言ってもいい「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」に出会いました。この映画を日本で上映運動を展開し、日本の脱原発、そして再生可能エネルギーへのエネルギーシフトを実現したい。そんな思いで日本にこの映画を持ち込みました。

 「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」は2010年にはドイツ全土で上映され、異例の13万人を動員。3.11後にはテレビ放映され、200万人が視聴し、一気にドイツの再生可能へのエネルギーシフトの流れを作った映画です。30年以内に100%再生可能エネルギーシフトは可能だと主張しますが、脱原発、そして再生可能エネルギーへのエネルギー革命、「第4の革命」をぜひともこの日本でも起こしましょう。

 未来は選択するものです。今だけの豊かさのために未来を犠牲にするのではなく、未来の世代の幸せのためにもエネルギー革命を、今こそ起こしましょう!この映画が、希望ある未来に貢献出来ますことを願って。


2011年11月17日
ユナイテッドピープル株式会社
代表取締役 関根 健次 ( Twitter )